私がこのブログを開始するうえで、最初に示さねばならないと思っていることがあります。これは以前の私のブログ「仮面放射線腫瘍医の思いつき日記」でも最初に書いていた内容でほぼ繰り返し(コピペ)となりますが、今も変わらぬ心境なのでどうか大目にみてください。
私は医師になってから、その時その時に自分なりに良かれと判断して診療を行ってきました。医療者として当たり前のことではございましょうが、これからもそのスタンスは変えません。
ただ、私がこれまでかかわらせていただいたなかで、残念ながら亡くなられた方々、病が進行してしまった方々、有害事象やアクシデントなど治療関連の悪影響で苦しまれてしまった方々も少なからずいらっしゃいました。また、私以外の医療者であれば治せた、苦しみを和らげることができた方々もいただろうと思います。「ベストな治療だったのか?」の問いに「はい」と言い切れないケースもあったと思います。
自分が存じ上げている方々もいれば、気づかずにいる大変申し訳ない方々も多くいらっしゃることと存じます。ご迷惑をおかけしてしまった医療関係者の方々も多々いらっしゃいます。そのような方々に対し、この場をお借りして改めておわび申し上げます。
謝れば許されるというものでもないとは重々自覚したつもりです。また、言うは易しとのご批判もございましょうが、私の反省や痛い経験(患者さんは本当に辛く痛いのですが)などを他の方とも共有していただき、少しでもこれからの診療の一助にという思いで投稿ができればとも思っています。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
コメント